こんにちはハリ子です!
今回は、仕事のモチベーションの低下を改善する方法をお伝えします。
仕事のモチベーションが下がると、仕事の質や効率が低下し、自分自身や周りの人にも悪影響を及ぼします。
「仕事を始めて間もない頃は、やる気に満ち溢れていたのに…」なんてこともありますよね。
「自分の機嫌は自分で取る」という言葉があるように、気の持ち方をコントロールしてあげることも大切です。
この記事では、そんなマインドの保ち方にも注目していきたいと思います!
そもそも、なぜ仕事のモチベーションが下がるのでしょうか?
早速、見ていきましょう。
モチベーションとは?
モチベーションとは、自分の目標や夢に向かって行動するための動機や意欲のことです。
私たちの生活の中で、やはりモチベーションの影響が大きいのは仕事や学業ですよね。
「モチベ下がる~」なんてフレーズもよく聞きますが、モチベーションの維持によって以下のようなマインドに変化します。
モチベーションが高い → 仕事や勉強などの成果が上がり、自信や満足感が得られる
モチベーションが低い → やる気がなくなり、ストレスを感じたり、自信を失う
モチベーションには2種類ある
私たちは日々、さまざまなことにモチベーションを感じていますが、その背景には2種類の動機づけがあります。
それが内発的動機づけと外発的動機づけです。
ちょっと難しい言葉ですが、内容は私たちが自然と感じていることです。
この2つの違いを理解することで、自分のモチベーションを高めたり、他人のモチベーションをサポートしたりする方法が見えてきます。
内発的動機づけ
内発的動機づけとは、自分の内側から湧き出る動機づけのことです。
自分の興味・関心、価値観や目標などに基づいています。
趣味や好きなことに対するモチベーションは、内発的動機づけによるものと考えられるでしょう。
例えば、あなたが困っている人を助けることで「やりがい」や「幸せ」を感じるのであれば、それが内的要因となり、モチベーションの維持へと繋がります。
この内発的動機づけが高い人は、自分のやりたいことや、なりたい自分に向かって積極的に行動します。
外発的動機づけ
外発的動機づけとは、自分の外側から与えられる動機づけのことです。
お金や評価など、環境的な部分とも言えます。
例えば、報酬や昇進の話、褒め言葉や、やる気の出る言葉をかけてもらえたなど、それが外的要因となり、モチベーションの維持へと繋がります。
他人や社会からの期待や要求に基づいていることがポイントです。
外発的動機づけが高い人は、報酬を得たり、罰を避けたりするために行動するため、自分が理想とする環境でないとモチベーションの維持が難しくなるでしょう。
仕事のモチベーションが下がる理由
仕事のモチベーションが下がる理由は人それぞれですが、一般的には以下のような要因が挙げられます。
上記でお伝えした、2種類のモチベーションに分類してみました。
職場の人間関係が悪い(外発的)
職場の人間関係が悪いと、仕事に対するやる気や楽しみが失われます。
例えば、上司や同僚とコミュニケーションが上手くいかないと、職場で孤独感を覚える可能性があります。
パワーハラスメントや陰口などが多い環境の場合、周囲の目が気になり胸がチクチクするようなストレスを長期的に感じるかもしれません。
労働時間が長い(外発的)
労働時間が長いと、仕事とプライベートのバランスが崩れます。
趣味の時間や、家でゆっくりできる時間などの、自分の大切にしたい時間が減ってしまうと、ストレスを感じるでしょう。
帰宅後、仕事でエネルギーが削がれて、クタクタになってなにもできない…なんてこともありますよね。
評価されない(外発的)
評価されないと、仕事に対する意欲や成果を感じられません。
自分の努力や貢献が認められなかったり、フィードバックや見合った報酬が得られなかったりすると、不満や不安を抱えるようになります。
またそうすると、自分の能力や価値を疑うようになり、自信を失ってしまいます。
給与が低い(外発的)
給与が低いと、報酬や給与に対する疑問が生まれ、仕事に対する意欲が低下するでしょう。
「やってらんねー!」となるのは、この要因が多い気もします。
自分の理想のライフスタイルや、目標を達成するために必要なお金を稼げなかったり、同じ職種や業界の他社と比較して不公平だと感じたりすると、不満や不安を抱えるようになります。
経済的な余裕がないと、将来に対する希望や夢などを持てませんよね。
仕事がマンネリ化している(内発的)
仕事がマンネリ化していると、仕事に対する興味や刺激が失われます。
毎日同じようなルーティンや作業を繰り返したり、新しいことに挑戦したり学ぶ機会が少なかったりすると、退屈や飽きを感じるようになるでしょう。
また、自分の成長や可能性を感じられないと、やりがいや目標を見失います。
モチベーション低下の原因は外発的な部分が多い?
こうしてみると、外発的な部分がモチベーションの維持に大きく関係していることがわかりますよね。
働く環境(コミュニケーション、労働時間、給与)が理想的であれば、モチベーションの低下はある程度は回避できるといえます。
それが解決できれば苦労しませんよね。
外発的動機づけが整うことにより、内発的動機づけが生まれ、モチベーションをの維持につながるのです。
モチベーションを維持する5つの方法
目標を持つ(内発的)
目標とは、自分が達成したいことや成し遂げたいことです。
目標を持つことで、自分が何のために頑張っているのか明確になりますよね。
また、目標を達成したときの喜びや達成感もモチベーションにつながります。
目標を設定するときには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 目標は具体的で明確にする
- 目標は自分に挑戦できるレベルにする
- 目標は期限を決めて計画的に進める
自分に挑戦できるレベルにするのは、特に重要です。
高い目標にすると、ハードルが上がってしまい、自分の首を締めてしまうことも。
抽象的な目標ではなく、具体的で明確なものに設定しましょう!
オンとオフの切り替え方法を作る(外発的)
オンとオフとは、仕事や勉強などの集中する時間と、休息やリラックスする時間のことです。
オンとオフをうまく切り替えることで、効率的に仕事や勉強を進めることができます。
また、オフの時間を楽しむことで、ストレスや疲労を解消し、次のオンの時間に備えることができます。
オンとオフの切り替え方法を作るときには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- オンの時間は集中して作業する
- オフの時間は自分が好きなことや楽しいことをする
- オンとオフの時間は明確に区切る
多くの人はなかなかこの切り替えができないことが多いのではないでしょうか?
私の場合は会社から出た瞬間、仕事のことは忘れて、プライベートモードにスイッチを切り替えるよう心がけてました。
「今日の晩御飯何しようかな」「帰ったら買っておいたスイーツを食べよう」など私が主役の日常に戻ることが大切です。
モチベーションが高い人を真似る(外発的)
モチベーションが高い人を真似ることもいいでしょう。
真似ることで、自分も同じように行動するようになります。
また、モチベーションが高い人からは、ポジティブなエネルギーや刺激を受けることができます。
直接本人に聞いてみるのもよいですし、服装や身の回りの清潔感、出勤時間やどんなことをいつも話しているかなど、工夫していることが何かあるはずです。
それを自分のスタイルに取り入れてみましょう。
自分にご褒美をあげる(内発的)
自分にご褒美をあげるとは、目標に向かって一定の成果を出したときや、頑張ったと感じたときに、自分自身をねぎらうことです。
これは特に女子からよく聞くフレーズですよね!
私はつい、この言葉を乱用してしまっているようにも思いますが…(笑)
自分にご褒美をあげるのは非常に重要なことだと思います。
ご褒美の内容は人それぞれですが、例えば、好きな食べ物を食べる、映画や音楽を楽しむ、買い物をする、マッサージやエステに行くなどがあります。
ご褒美をあげることで、自分の努力を認めて満足感や達成感を得ることができます。
また、次の目標に向かう際にも、ご褒美が待っているという期待感が生まれて、モチベーションが高まるのです。
協力し合える仲間を作る(外発的)
協力し合える仲間を作るというのは、同じ目標や関心を持つ人と交流したり、サポートしたりすることです。
仲間がいると、一人で悩んだり苦労したりするよりも、楽しくやりがいを感じることができます。
一番いいのは同じ職場にそのような人がいることですが、もしそれが難しい場合は友達やオンライン上の人でも構いません。
仲間を作る方法は色々ありますが、例えば、オンラインやオフラインでのコミュニティに参加する、友人や知人に声をかける、メンターやコーチを探すなどがあります。
仲間から刺激や励ましを受けたり、アドバイスやフィードバックをもらったりすることで、自分の視野や能力を広げることができます。
まとめ
仕事のモチベーションを維持するのは簡単ではないかもしれません。
しかし、環境は変えられない部分はありますが、モチベーションには2種類あるということを知ることで、自分でそれらを補ってあげることができます。
今回ご紹介した具体的な方法は、一見当たり前に思えるかもしれませんが、意外と意識できていない人も多いと思います。
実際、私がそうでした。
自分の人生を豊かにするには、自分で工夫して道を築いていくことが大切です。
少しずつでもいいので、ぜひ実践してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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