こんにちはハリ子です!
仕事にやる気が出ない…という悩みを抱えている方は多いと思います。
「毎日同じことの繰り返しで楽しくない」「自分のやっていることに意味があるのかわからない」
そんな風に思ってしまうと、仕事に対するモチベーションはどんどん下がっていきますよね。
私も以前勤めていた職場で、はじめは新鮮な気持ちでやっていた仕事もいつの間にか作業化してしまい、やりがいを感じられなくなっていました。
「仕事は生活するため=お金をもらえればいい」という考え方でした。
もしかすると、睡眠時間を除けば家にいる時間より、会社にいる時間の方が長い人も多いのではないでしょうか。
人生の限られた時間、無駄にしたくないですよね。
だったら、仕事も楽しんでできた方が絶対にいいに決まってます!
この記事では、そんな仕事のモチベーションを上げるヒントとなる本を、ジャンル別で紹介します。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
仕事のモチベーション維持が難しい…なぜやる気が起きない?
本の紹介の前に、そもそもなぜ仕事に対してやる気が起きないのか考えてみましょう。
人によって、いろんな要因があるかとは思いますが、大きく分けると以下の2つと考えられます。
心と体の状態が万全ではない
仕事にやる気が出ないということは、心にも体にも不調があるというサインかもしれません。
心理学では、人間はまず生理的欲求(食べたり寝たりすること)や安全の欲求(身体的・精神的に安全であること)を満たさなければ、社会的欲求(人間関係や愛情)や承認の欲求(自分の価値や能力を認められること)を満たすことはできないと言われています。
そして、それらの欲求をすべて満たした上で、自己実現の欲求(自分らしく生きること)を追求することができるのだそうです。
ということは、仕事にやる気が出ないということは、生理的欲求や安全の欲求が満たされていない可能性が高いということですよね。
十分な食事と睡眠、快適な職場環境で働くという部分のバランスが崩れると、やる気スイッチが入らなくなるということでしょう。
自分と向き合えていない
仕事にやる気が出ないということは、自分と向き合えていないからかもしれません。
自分と向き合うということは、自分の価値観や目標、自分に向いていることや、苦手なことなど、自分自身について深く知ることです。
「自分のことは自分が一番わかってる」と思いがちですが、特性を生かせていなかったり、苦手なことに気づいていなかったり、案外自分を研究してみないとわからないものです。
自分と向き合うことで、自分が仕事に何を求めているのか、どんなことに喜びや充実感を感じるのかが明確になります。
そして、それをもとに仕事を選んだり、仕事のやり方を工夫したりすることができるでしょう。
仕事のモチベーションが上がる!人生で一度は読みたい本9選
なぜやる気が起きないかがわかれば、本からヒントを得て、満たされていない部分を補ってあげましょう。
私が実際に読んで考え方や、価値観が変わった本をジャンル別で紹介していきます。
本を読むのが大好き!…といえるほど読書家ではありませんが、そんな私での読みやすく、心に響いたものです。
仕事に直結するものというよりは、物事の考え方や自分の暮らしを彩るためのヒントをくれる作品たちです。
心の成長で可能性を広げよう【自己啓発系】
チーズはどこへ消えた?/スペンサー ジョンソン (著)
この本は、変化に対応する方法を教えてくれる物語です。
「変わること」ってなかなか難しいですよね。
思っていても行動できなかったり、頑なに今の環境にすがりついてしまったり。
自分は変化に対応できているか?ぬるま湯につかってないか?とあらためて自問できる物語です。
仕事だけでなく、人生のあらゆる場面に当てはめてみることができます。
ページ数も少ないので、サクッと読むことができるのでおすすめです!
出典:www.amazon.co.jp
- 変化に対応する方法を知りたい
- 目標を達成するために、前向きな気持ちを持ちたい
- 人生で何かを変えたいと思っている
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
「アドラー心理学」を読みやすい対話式で本にしてくれています。
「変わりたいけど人はそんな簡単に変われない」と思っている青年と「人はいつでも変われるよ」と言う哲人の会話です。
自己啓発本の原点ともいわれています。
人の悩みはすべて対人関係であるという内容も述べられており、私も「確かに。」と頷いた覚えがあります。
また、感情のコントロールの勉強にもとてもおすすめです!
出典:www.amazon.co.jp
- 自分自身を変えたいと思っている
- 人間関係において悩みを抱えている
- アドラー心理学に興味がある
夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え/水野 敬也 (著)
神様であるゾウのガネーシャが「人生を一発逆転したい」と願う女性に課題を与えながら、夢を叶えるヒントについて綴った物語です。
ガネーシャが課す課題を通して、自分の本当の欲求や目標を見つける方法や、行動するためのコツを教えてくれます。
「自分の嫌な部分を認めて、成功するマインドセットを身に付けたい」そう思っているあなたに是非読んでほしいです!
出典:www.amazon.co.jp
- 自分の人生を変えたいと思っている
- 仕事や恋愛に自信がない
- 変化に対応する勇気が欲しい
自分に向いていること苦手なことを知ろう【自己分析系】
マイ・ホロスコープBOOK 本当の仕事・お金観がわかる本/賢龍 雅人 (著)
私自身、西洋占星術(ホロスコープ)の存在を知ってから、自分をコントロールしてあげることがずいぶん楽になりました。
ホロスコープとは、自分の生年月日と生まれた時間から作成することができる、天体の配置図です。
まさに、その人の取扱説明書であり、持って生まれた才能や価値観、性格、容姿の傾向、恋愛、仕事、お金…などを読み解くことができるものです。
この本では仕事とお金に特化したホロスコープに特化しています。
自分にとっての天職や、仕事に対する自分のマインドなどを見つけることができますよ。
出典:www.amazon.co.jp
- 自分に合った仕事を知りたい
- 職場での人間関係をスムーズにしたい
- 自分の金に対する価値観が知りたい
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0 /ジム・クリフトン (著), ギャラップ (著)
この本は、自分の強み、他人の強みを知ることによって個人やチームの才能を開花させるという内容で、仕事や人生で成果をあげるためのヒントが詰まっています。
具体的には、WEBテスト「ストレングス・ファインダー」を使って、自分自身の強みを「見える化」する方法を解説している内容です。
購入者だけがわかるパスコードがついているので、それをWEBで心理テストのような感じで入力していきます。
弱みを知ることも大事ですが、この本では強みを知り、それを活かす方法に重点を置いているようです。
出典:www.amazon.co.jp
・自分の強みが知りたい
・自分の強みの活かし方を知りたい
・自分の強みを発揮できる場所が知りたい
自分のこだわりや喜びを見つけよう【ライフスタイル系】
フランス・ブルターニュで見つけたお金をかけない豊かな暮らし/シャルバーグ 八千代 (著)
私はフランスに行ったことはないのですが、この本を読んでフランス人の考え方や、暮らしがとても素敵で、自分の生活にすぐ取り入れました!
フランス人の男性と結婚した日本人女性の方が著者です。
日本とフランスの衣・食・住についての違いや、価値観の違いも書かれており、自分のライフスタイルを見直すきっかけになりました。
ちょっとした工夫で、暮らしが贅沢になるようなヒントがたくさんちりばめられています。
出典:www.amazon.co.jp
・自分のこだわりをみつけたい
・自分の時間を楽しみたい
・好きなものに囲まれて生きていきたい
北欧の心地よい暮らしと55の小さな幸せ/tanuko (著)
こちらも、「フランス・ブルターニュで見つけたお金をかけない豊かな暮らし」と同様、日々の生活に小さな幸せを植え付けていくヒントがたくさん載っている本です。
国が変わると、またインテリアや文化の違いありとても楽しいです。
シンプルだけど、美しいものにこだわりを持ち、豊かに暮らす、そんな理想が詰まっています。
コーヒーを飲みながらゆっくり満喫したい…そんな一冊ですよ。
出典:www.amazon.co.jp
・北欧が好き
・シンプルな暮らしが好き
・ほっこりしたライフスタイルを目指したい
物語から価値観や考え方を広げよう【小説】
運転者 未来を変える過去からの使者/喜多川泰 (著)
「運」は良い、悪いという言い方をしますが、「運」は、良し悪しで表現するものではなく、正確には、「運」は「貯める」「使う」ものだということを、教えてくれる本です。
「なんで俺ばっかりこんな目に遭うんだよ」と悲観的な主人公とが、たまたま乗ったタクシーの運転手の不思議な話で人生観や考え方を変えていく物語。
口コミでは、人生観が変わったという人も少なくない大人気の小説です。
「報われない努力はない」という力強いメッセージを込めた、渾身の感動作というだけあり、ラストには感動の結末も。
出典:www.amazon.co.jp
・前向きになりたい
・自分はツイてないと思っている
・チャンスをつかみたい
西の魔女が死んだ/梨木 香歩 (著)
子供から大人までロングセラーの作品ですね。
子供のころに読んだときと大人の頃に読んだときでは、全然感じ方が違ったことを覚えています。
不登校に悩む中学生の少女とその祖母の物語。
この祖母のまっすぐであたたかい人柄が、少女の心の持ち方を成長させていきます。
毎日仕事に追われ、人間のあたたかさを忘れてしまっている人にぜひ読んでもらいたい心温まる物語です。
出典:www.amazon.co.jp
・心に余裕を持ちたい
・仕事のことばかり考えてしまう
・チャンスをつかみたい
まとめ
いかがでしたでしょうか?
紹介させていただいた本を見てわかるように、仕事のモチベーションを上げるというのは、結局自分自身の生き方や価値観、大切にしているものなどが関わってきます。
スキルアップなどにはビジネス書も大切ですが、やる気が出ないときはまず自分自身と向き合い、足りないものを補ってあげましょう。
「仕事」はあなたの人生ではありません。
あなたの人生の中に「仕事」があるのです。
一度きりの人生、悔いのないように自分を大切にしながら少しずつ進んでいきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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